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[REPORT]標高370mのアスレチック「マッスルモンスター」で己と向き合って出社

エクストリーム出社協会スタートから4年。ここであらためて初心にかえり、標高370mの断崖絶壁で本来の「極端で過激な出社」と向き合う

さがみ湖リゾート プレジャーフォレストからこんにちは。エクストリーム出社協会の天谷です。

以前「3日連続エクストリーム出社大会」にてコラボさせて頂き、エクストリーム出社協会が大変お世話になっている「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」。
今回の出発地点は、ここに今年3月誕生したアトラクション、「マッスルモンスター」です。

本来は10:00(週末は9:00)オープンなのですが、今回特別な許可をいただき、マッスルモンスターから出社させていただけることになりました。
「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」のみなさま、本当にありがとうございます!!!

高さビル5階分の巨大アスレチック

「マッスルモンスター」は標高370mの断崖絶壁の上に建てられた、高さ約16mの巨大アスレチック。約16mというと、ビル5階ぶんもの高さ。それがさらに標高370mの崖のてっぺんに・・・
どれだけ高い場所でアスレチックすることになるんでしょうか。エクストリームすぎる・・・

時刻はただいま、月曜日の朝7:00。

入場ゲートをくぐり、前方をみてみると山のうえに鎮座まします巨大な構造物。

これが「マッスルモンスター」。遠く離れた場所からでも抜群の存在感です。
今回は営業時間前なので、30分ほど歩いて山をのぼります。これぞエクストリーム出社。

【おことわり】営業時間中は設置場所の山頂までロープウェイが運行されており、景色を楽しみながら上がることができます。

さて、なんやかんやで山頂に到着。遠くからでもあんなに大きかったってことは、近くで見るとどれだけ大きいんだろうか……

これが「マッスルモンスター」だ!

でかー!!

ビル5階ぶんはダテじゃありません。近くでみるとあらためてデカい・・・。まさに「砦」といった感じです。なかでも圧倒されたのが、いかつい骨組みにぶらさがる無数の”仕掛け”たち。この「マッスルモンスター」では、92にものぼるアクティビティを自由に体験することができるんです。

よく見ると公園の池で見かけるようなボートやマウンテンバイクまでぶらさがっています。どうやって遊ぶの?!

いざ、出社

と、そんなにのんびりもしていられません。今日(撮影日)が月曜日ということを忘れていました。

手元の時計は、8:32。

これから30分ほどでマッスルモンスターを制覇し、10:00までに都心の会社へ出社しなければいけません。92のアクティビティに挑んで出社。はたして成功するのでしょうか・・・。


挑戦に先立ち、インストラクターの方に説明を受けながら落下防止のハーネスと命綱を装着します。万が一、足を滑らせてしまっても地面にまっさかさまということはありません。

今回は個人的に感じた「エクストリームポイント」をヘルメットに装着した小型カメラで撮影していきます。映像をおりまぜながら、この記事をご覧のみなさまにも「マッスルモンスター」をリアルに体感していただこうと思います。

【おことわり】安全のため、携帯電話などの手荷物は「マッスルモンスター」へは持ち込めません。今回は特別に許可を得たうえで、落下防止対策を施した装備で営業時間外に撮影しています。

エクストリームポイント(1)地上16m・幅15cmの足場

それではいざスタート・・・

あっもう
すでに怖いです

落ちないとはわかっていてもこの高さ。しかも足場になるのは幅15cmほどの細い木の棒・・・高さ12mの場所で15cmしかない棒の上をあるく・・・これもう、サーカスですわ。


子どもたちにはちょうどよいサイズなのですが、図体のデカい大人にとってはこれがまったく心もとない。。まずはこの状況に慣れるところから始めなければ。そして会社に行かなければ。

エクストリームポイント(2)体重が重いほど怖くなる仕掛け

そうそう、これ気になってたんですよ。子ども用のカート。

緊張感あふれる状況のなかでなんだかほっこりしますね。のんびり空中散歩なんてしてみて・・・

【ヘルメットカメラの映像でどうぞ】

思ったよりスピード出るー。

気づいてしまった・・・。マッスルモンスター、この随所に設置された子ども用遊具が恐ろしい。

体重の軽い子どもたちが乗っても大きくグラグラすることはありません。
実際、子どもたちはヒョイヒョイとクリアするんだそう。

でも大人はちがいます。体重の重い大人が乗るとこの穏やかなお子さま遊具はキバを向いてくるのです・・・

たとえばこちら。


ビル5階相当の空中に、1本だけ渡された細い木のうえをマウンテンバイクで渡りきるというアトラクションです。いちおう、落下防止用の器具で固定されてはいるのですが・・・

【ヘルメットカメラの映像】

大人が乗ると体重で自転車が思いっきり傾く。いつもと同じ感覚でここの自転車に乗ろうとするとバランスを崩して奈落の底へ落ちます。マジで。
落ちるのはイヤなので、タイヤを股ではさんでソロソロと歩くハメに・・・

つづいて、こちら。

【おことわり】安全のため、マッスルモンスターでワイヤーをつかむ行為は禁止されています。天谷のような恰好はマネしないでください。

校庭や公園なんかによくある下がバネになってて乗ると足元がぐらぐらする遊具。体重の重い人が乗るとより足元がぐらぐらして楽しいですよね。あくまで地上ではね。想像してみてください。落ちたらまず助からない高さで、足元が常にぐらぐらしている状況を。

【ヘルメットカメラの映像】

マッスルモンスター、大人と子どもでまったくちがった景色が見えます。体重が重いほど恐ろしい思いをすることになります。

エクストリームポイント(3)臆病な自分との闘い

基本的にすべての道がエクストリーム仕様なので、行くも戻るもすべて自分の度胸次第。

【おことわり】安全のため、マッスルモンスターでワイヤーをつかむ行為は禁止されています。天谷のような恰好はマネしないでください。

脱出口というものは基本的にないので、勇気を出すまでここから出ることができません。


ボルタリング風に疑似岩の足場が設けられたこちらの仕掛け。革靴で臨んだら怖すぎて動けなくなりました。

落下の恐怖にうなり声をあげながら立ち尽くす様子を動画でもご覧ください。

【ヘルメットカメラの映像】

撮っているときの本人は必死で周りが見えていないのですが、あらためて見返してみるととにかく情けない・・・

動かなければリスクはありませんが、ほとんど楽しめません。なんか、ちかごろの自分に突き付けられたメッセージのように感じました。

動き出せば怖い思いもたくさんしますが、そのぶん見える景色は増える。そうだ、リスクを恐れていてはいけない・・・

エクストリームポイント(4)恐怖を乗り越えたら見れる素敵な眺め

マッスルモンスターには、怖さを乗り越えたものだけに約束される眺めがあります。
たとえば、空中に浮かぶボートで味わえる・・・森のなかを泳ぐような浮遊感。

【おことわり】安全のため、マッスルモンスターでワイヤーをつかむ行為は禁止されています。天谷のような恰好はマネしないでください。

【ヘルメットカメラの映像】

自分を信じておぼつかない一歩を踏み出した先に見える標高370mのすばらしい眺め。

【おことわり】安全のため、マッスルモンスターでワイヤーをつかむ行為は禁止されています。天谷のような恰好はマネしないでください。

【ヘルメットカメラの映像】

エクストリーム出社の初心を思い出したエクストリームなアスレチックを乗り越えながら、私、だんだんと思い出してきました。

エクストリーム出社の初心を。

リスクに囲まれたギリギリの状況を進むスリル。

自分との闘いに勝つ達成感

【おことわり】安全のため、マッスルモンスターでワイヤーをつかむ行為は禁止されています。天谷のような恰好はマネしないでください。

その先に見えるあたらしい世界の眺め。その世界の眺めをみんなに伝える喜び。

エクストリームを追い求めようオレ、初心をあらためました。どんどん先陣を切って、エクストリームな通勤経路を開拓していこうと。

天谷窓大、一生
エクストリームします!!

出社前に、大きな気づきを得ることができました。
エクストリームな環境で自分と向き合うことができる絶叫アスレチック。それが「マッスルモンスター」。みなさんもぜひ、体験してみてほしいです!

それでは、晴れ渡った心で定時出社をキメたいと思います。10:00からの会議も思い切りエンジンかけてがんばれそうです!いってきまーす!!

  • レポートデータ

取材協力:さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト
神奈川県相模原市緑区若柳1634番地
 JR中央線「相模湖」駅下車
 神奈川中央交通バス「三ケ木(みかげ)行き」バス8分
 「プレジャーフォレスト前」下車

*「マッスルモンスター」の利用には、同意書のサインが必要です。
*18歳未満のお客様がご利用の場合は、保護者の方のサインも必要です。

くわしい利用条件、料金は「マッスルモンスター」公式サイトをご覧ください。

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