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出社前に寄れる試写会「#早朝シネマ」

国内の映画会社と「エクストリーム早朝試写会 #早朝シネマ」を不定期に実施しています!

午前6時、開場

上映開始は午前6時30分。
映画を見るために必要な条件はただひとつ、この時間に試写室までたどりつけること。

一般的に行われる映画試写会を昼夜逆転させてしまうという試み。毎回「誰も来なかったらどうしよう…」とビクビクしながら告知を出すのですが、とてもありがたいことに、毎回ほぼ満員状態をキープし続けています。

参加いただけるみなさんは、この「 #早朝シネマ 」のどんなところを面白がってくれているんだろう? というのを、ちょっと真面目に考えてみました。

1. 朝から秘密基地体験ができる!

早朝シネマの会場は、映画会社のオフィス内にある試写室。普段はかたく鍵が閉じられていて、社員の方はもちろん、メディア関係者でも特別な許可がなければ開けてもらえません。そんな場所に、早朝シネマは入れちゃうんです。

とくに、開催時間である平日早朝ともなると、その試写室が入っているビル自体がまだ閉鎖中の時間。早朝シネマにお越しいただいたみなさんは、その都度決められたヒミツの手順を踏んで、はじめて会場へたどりつくことができるようになっています。

「非日常な時間に非日常な場所へこっそり集まる」というワクワクした気持ちは、私たちの早朝シネマならではの演出かもしれません。

2. 寝起きのアタマにストーリーが飛び込んでくる!

「早朝シネマ」と銘打ってはいますが、上映する映画はかならずしも「朝っぽい」おだやかな映画とは限りません。
面白ければ、何でもアリなのです。これまでにもアクションやコメディ、時代劇までさまざまなジャンルの作品をお届けしてきました。

今回上映した映画「夜に生きる」は、全米で大人気の同名ハードボイルド小説をベースにした作品。

開始数分で「!?」となるような衝撃の展開が続くものもあるんです。

AM6:30というと、ほとんどの方は寝起き。夢と現実の境目があいまいな状態でストーリーの世界に飛び込むことで、より刺激的な映画体験を味わっていただいているようです。

3. 体験が詰め込まれると、時間が長く感じる!

AM6:30に上映を開始し、2時間作品ならば終了時刻は8:30~8:45ごろ。ちょっとお茶出来るくらいの時間を残して、試写室の出口がひらきます。

このちょっとお茶出来るくらいの時間。だいたい20~60分くらいでしょうか。いつもだったらこれくらいの時間、あっという間に過ぎてしまって「うわー、もうこんな時間」なんてことになってしまうことも多いのではないでしょうか。でも、寝起きに映画を見たあとは、全然ちがいます!

人間の頭脳は、いちどに処理する情報に比例して体感時間が長く感じる仕組みになっています。校長先生の話が長く感じたり、緊張していると時間が永遠に感じられるのはこのため。

息つく暇もない展開に満ちた映画を見ることで、寝起きのアタマに大量に情報がインプット! それを処理しようと頭がフル回転することで、いつもより出社前の時間をはるかに長く楽しむことが出来るんです!使える時間が増えたら、「今日はこんなことしてみようかな」といった感じで、いつもの日常をちょっと拡張するような、新たな行動が生まれたり。早朝シネマって、起床後にする運動のように、1日のはじまりに心をストレッチし、心の可動域を増やしてくれるのかもしれません!

#早朝シネマ、仲間募集中です!

1日のはじまりに心の可動域をひろげる「#早朝シネマ」、もっともっと回数をふやして、いろいろな形でやっていけたらなと思っています。短い時間にストーリーが凝縮されたショートムービーをたくさん見る会もやりたいし、映画とおなじくらい心をうごかす朝ごはんを一緒に楽しめるような会もやりたい!

「ウチでやらない?」「ウチの作品をみんなで朝に見ない?」とか、「映画とコレを組み合わせたら、もっと刺激的な体験が生まれないかな?」とか、いろんなコラボをご一緒させていただける映画会社様・企業様・団体様・クリエイター様がいらっしゃったら、ぜひぜひエクストリーム出社協会までご連絡ください!

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